2015.07.22

広島・大瀬良　リリーフ転向初勝利

８回、雨の中に打たれながらナインとハイタッチを交わす広島・大瀬良大地＝マツダスタジアム（撮影・出月俊成）

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　「広島８－５中日」（２１日、マツダ）

　同点に追い付いた直後の八回、４番手で登板した大瀬良が、打者３人に無安打投球。その裏にチームが３点を勝ち越し、５月４日の巨人戦（マツダ）以来の２勝目を挙げた。リリーフ転向後初勝利に「不思議な感じがしますね。ただ、しっかり自分の役割は果たせた。そっちの方がホッとしています」と笑顔を見せた。

　最速１５１キロの直球を軸に４番ルナ、和田、平田を完全に封じた。「３人でしっかり抑えられたので、攻撃にいい流れを呼べたかなと思います」と胸を張った。これで９試合連続無失点投球。劇的勝利を呼び「しっかり自分の持ち場を全うしたい。あした投げろと言われても、３人で抑えられるように頑張りたい」と、早くも次戦を見据えていた。