広島9月に12連戦、新井「記憶にない」
25日の広島-阪神戦(マツダ)が、台風接近の影響で中止になった。セ・リーグは追加日程として9月25日に同戦を行うと発表。これにより広島は、9月18日の中日戦(ナゴヤドーム)から、同月29日まで、勝負の月に、12連戦の超過密日程となることが確定した。
これには広島、阪神でプロ17年を過ごす新井も「12連戦は記憶にない」と驚く。緒方監督は「後ろが詰まってくる。できることなら、やりたかった」と肩を落とした。その上で「台風の影響だから考えても仕方がない。割り切っていく。また明日、集中していくだけ」と切り替えていた。
残り33試合。新井は「もちろん1戦、1戦、毎日、毎日が正念場だけど、ラストスパート。目いっぱいやっていきたい」と力を込める。26日の阪神戦は今季1勝4敗と、苦手にする能見がスライド登板する予定。チームの命運を握る4番は「どこが相手でも勝っていくしかない。先制点を取って、主導権を握りたいね」と、強い口調で一戦必勝を誓った。