広島、田中の好走塁で1点先制
「広島-中日」(10日、マツダスタジアム)
広島が0-0の五回、田中の積極走塁で1点を先制した。
先頭田中がバルデスから放った強烈な打球は一塁手を強襲し、打球が右線に転がる間に田中は一塁を蹴り、好走塁で二塁打とした。
続く石原の右前打で無死一、三塁。ジョンソンは一塁走者を二進させる目的でバントを試みたが、バルデスが素早く二塁に送球し、一走・石原は封殺された。
しかし、送球を受けた遊撃エルナンデスが、封殺完了後にボールをこぼし、緩慢に拾いに向かったところで、三走・田中が本塁に突進。本塁返球を間一髪でかいくぐり、先制の生還を果たした。
記録はジョンソンの投ゴロ、田中の生還はエルナンデスの失策となった。