広島・緒方監督、痛恨3連敗「痛い」
「広島4-6DeNA」(20日、マツダスタジアム)
広島が勝負の12連戦で5位DeNA、6位中日に痛恨の3連敗を喫した。本拠地に戻って立て直しを誓った一戦。1点リードの八回に大瀬良大地投手が4本の安打を集中されて3失点。逆転負けを喫した。
大瀬良は中継ぎ転向後初黒星。「打たれてしまって申し訳ない。(球が)シュート回転しているのは分かっていた。いつもより制球を大事にいかないといけないと思っていたが、修正しきれなかった」と唇をかんだ。
攻撃陣は最終回、新井の右翼線二塁打で26試合ぶりの2桁安打に到達した。リーグワースト記録は回避したが、続く松山の右前打で新井が本塁憤死。拙攻が目立った。
緒方監督は「救援陣どうこうじゃない。ずっとミス、ミス、ミス」とした上で、痛恨の連敗に「きょう落としたのはものすごく痛い。すべて采配、指揮を執っている自分の責任です」と、厳しい表情で振り返った。