野村、1カ月ぶり先発で好投も無念8敗目
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「巨人2-0広島」(24日、東京ドーム)
広島の先発・野村祐輔投手は、7回4安打無四球2失点と好投しながら8敗目を喫した。
三回まで完全投球。0-0の四回、坂本に12号左越え2ランを被弾したが、五回以降は無失点。七回は無死一塁から阿部を二ゴロ併殺打に打ち取るなど粘り強さをみせつけた。
8月20日の中日戦(ナゴヤドーム)以来となる1軍登板。チームも逆転優勝へかすかな望みを抱き臨んだ一戦だった。この日の敗戦でリーグ優勝の可能性が完全消滅し、24年連続でのV逸。「点を与えなければ負けない。結果が全て」と悔しさをにじませた。
それでもシーズンは終わっていない。まだAクラス入りの可能性は残されており「チャンスをもらえたら、やるだけ」と気持ちを入れ直していた。