広島・黒田が“イチロー投手”に及第点

秋晴れの下、大一番へ向け練習に向かう黒田(撮影・出月俊成)
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 広島・黒田博樹投手が6日、日本時間5日のフィリーズ戦でメジャー初登板を果たしたマーリンズ・イチローに対し「スライダーが切れてましたね」と、及第点を与えた。

 イチローは昨年まで在籍したヤンキースの同僚で、現在も交流が続いている。「僕が偉そうには言えない…言えるか」と笑いを誘った後「メールしましたよ。90マイル(約145キロ)出なくてへこんでるみたいですね」と話していた。

 イチローは敵地でのフィリーズ戦、2-6の八回から4番手で登板。打者5人を相手に1回2安打1失点。最速は89マイル(約143キロ)を計時していた。

 黒田はこの日、マツダスタジアムでの全体練習に参加。今季最終戦の7日・中日戦(マツダ)に向けて調整した。4日・阪神戦(甲子園)では九回途中無失点の好投で11勝目を挙げたが、勝てば3位阪神を逆転して3年連続のCS進出が決まる7日の試合は、ブルペン待機することが正式に決まった。

 「投げなければいけない場面へ向け、準備してマウンドに上がるだけです」と、意気込みを口にした。

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