広島・辻、高橋純平との対決楽しみ

 広島の辻空投手(21)が4日、少年時代のチームメートでソフトバンクにドラフト1位指名された高橋純平投手(18)=県岐阜商=との対決を心待ちにした。

 岐阜城北高から育成選手として入団して3年。3日に来季の支配下選手契約を結んだ。「やっと1軍で投げるチャンスを得られた。1つでも多く勝ちたい」と気を引き締めた。フェニックス・リーグで痛めた左膝の回復は順調。この日から廿日市市の大野練習場でブルペン投球を再開した。

 刺激材料は小、中学校が同じで、実家が近所だった高橋。「僕が小6の時、彼は小3なのに上級生チームに入って一緒にプレーしていた。そんな身近な存在が騒がれてプロに入ってきた。僕も負けてはいられない。1軍で対戦できれば」と腕をまくった。

 体重は入団前から10キロ増の84キロ。プロの体をつくりフォームが安定。持ち味の直球の威力が増し、課題の変化球も向上してきた。「この秋に151キロが出た直球が僕の長所。それを忘れず、変化球の精度をもっと上げていきたい」と闘志を燃やした。

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