ロサリオ退団 4年契約2年目も…
広島がライネル・ロサリオ外野手(26)と、来季契約を更新しないことが21日、分かった。既に代理人を介して通達済みで、近日中に球団から正式発表される。
飛躍を期待された今季はキャンプ中、急性虫垂炎を発症。手術の影響で、開幕を2軍で迎えるなど出遅れた。4月5日の昇格後も1、2軍を行き来するなど、42試合の出場で打率・258、2本塁打、12打点。14本塁打を放った昨季の成績を大きく下回った。
カープアカデミーから、14年に支配下選手登録。意外性のある打撃と、陽気なキャラで親しまれた。4年契約の2年目だが、球団はモチベーションの低下を憂慮。今オフ、アスレチックス傘下3Aで打率3割、20本塁打のジェーソン・プライディー外野手(32)を獲得したことで、ポジション、タイプの重なるロサリオを保留者名簿から外すことを決めた。また、新たな外国人選手として投手、三塁を守れる内野手を探している。