田中、背番号「2」へ 1900万円増

契約更改交渉を終え、“背番号2”をかたどったクリスマスリースを手に笑顔を見せる広島・田中広輔=マツダスタジアム(撮影・吉澤敬太)
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 広島の田中広輔内野手(26)が3日、広島市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、1900万増の4100万円でサイン。「1年間、ショートで出させてもらった評価をしていただいた。納得しています」と笑顔を見せた。(金額は推定)

 プロ2年目の今季は、遊撃手のレギュラーに定着。開幕のヤクルト戦(マツダ)に「8番・遊撃」で出場すると、4月1日のDeNA戦(横浜)以降は、全試合でスタメン出場を果たした。141試合の出場で149安打、45打点。打率・274と好成績を残した。

 「ホッとした気持ちと、来年に向けてしっかり頑張ろうという気持ちと。『(球団から)今年は失策数が目立ったので安定性を目指してほしい』と言われた。僕もそう思っていたので、来年に向けてしっかり練習したい」

 成長を見せた一方で、守備では22失策と課題を残した。来季から背番号が「63」から「2」に変更されることが決定。78年から80年代は高橋慶彦氏(現オリックス打撃コーチ)が背負い、ロペス、ディアス、東出(打撃コーチ)と受け継がれた。「歴史ある番号なので、恥じないプレーをしたいですね」と田中。攻守にレベルアップを図って、25年ぶりの優勝に貢献する決意を語った。

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