広島の大瀬良大地投手（２４）が６日、“ポスト・マエケン”に自覚と責任を口にした。この日は、マツダスタジアムでネットスローなど、約５時間みっちりとトレーニング。来季に向けてオフ返上で汗を流している。

　球団は４日、ポスティングシステムを利用して、メジャー挑戦を希望する前田健太投手について、容認する意向を発表した。大瀬良はすぐに携帯メールで、前田に激励と決意表明をした。

　「おめでとうございます。来年から自覚を持ってやっていきます。安心してください」

　前田からは、すぐに「お前が中心となって、やっていかないといけない。任せたぞ」と返信があったという。今年初めには合同自主トレで、エースの練習方法を学んだ。

　今季はセットアッパーとして活躍したが、先発に再転向する予定。来季は勝負の３年目。前田が今季挙げた１５勝を、埋める筆頭候補として「この言葉を意気に感じて、しっかりやっていきたいです」と強く誓った。