広島入団会見 ドラ1岡田の決意表明
今秋のドラフトで、広島から指名を受けた7選手が7日、広島市内のホテルで入団会見に臨んだ。
1位入団の岡田明丈投手(22)=大商大=は無数のフラッシュに、10台以上のテレビカメラ、招待された多数の「Think RED」カープファンクラブ会員が見守る中で「とても緊張しています。期待されていると思うので、入団してからしっかり結果を出せるように、期待に応えられるように頑張りたい」とあいさつした。
「武器は力強いストレートです」と、MAX153キロの直球を軸に、カーブ、フォーク、チェンジアップと多彩な変化球も魅力。「前田さんのような、日本を代表する投手を目指したい」と気を引き締めた。また、同2位の横山弘樹投手(23)=NTT東日本=は、早くも岡田にライバル心をムキだしに。「岡田くんに負けないように、僕も日本を代表する投手になりたい」と強い決意を語った。
壇上の中央に座って、入団7選手の意気込みを聞いた緒方孝市監督は「みんな体も大きくてたくましい。話す言葉も力強いですね。自分の入団は30年くらい前。眉毛と髪の毛には力強さはあったんですが、こんなには話せなかったですね」と言って、会場の爆笑を誘った。
25年ぶりの優勝を目指す、2015年シーズンに向けて「大学、社会人選手には現場として、1日も出てきて欲しいのが本音です。力があれば活躍できる世界。2月のキャンプから準備して、しっかりアピールして欲しい」と熱く激励した。