広島・赤松500万円増でサイン
広島の赤松真人外野手(33)が8日、広島市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、500万増の3300万円でサインした(金額は推定)。今季6月5日に1軍昇格すると主に代走、守備固めで52試合に出場。打率こそ・222だが、勝負どころでの6盗塁、13得点が高く評価された。
「今年は打率、打席、盗塁、得点、全てにおいて少ないが、今までの積み重ねを評価していただいた」。来季プロ12年目。34歳となるベテランは今季、国内FA権の資格取得条件を満たした。だがシーズン終了後すぐ、10月15日に権利を行使せずに残留を決断。球団に意向を伝えていた。
来季に向けて「2桁は盗塁をしたい。とりあえず走ってみたいですね。トライの数を増やしていきたい」と宣言。緒方監督から走塁の「スペシャリスト」と期待される男が、25年ぶりの優勝に足で貢献する決意だ。