九里が黒田流トレ熱望 米国で一緒に
今オフ、自身初めて米ロサンゼルスで自主トレを行う広島・九里亜蓮投手(24)が19日、現地で黒田博樹投手(40)と一緒にトレーニングすることを熱望した。「今季は1軍、2軍を行き来していたので話す機会が少なかった。黒田さんと一緒にできるチャンスがあればいろいろ聞いてみたい」と意欲を示した。
3年目を迎える来季、結果が問われる九里にとって黒田は特別な存在だ。「(黒田は)勝てるピッチャー」と、理想の投手として憧れている。現地のトレーニング拠点は黒田も使用するため、日程が合えば、ともに汗を流すことができる。
この日は野間とともに、広島市内のカープベースボールギャラリーで行われたサイン会に参加。ファンの方と一緒に記念写真を撮り交流を楽しんだ。開幕ローテーションを目標に掲げた右腕は「もうルーキーとは違う。キャンプは出だしから全力でプレーしたい」と意気込む。年末年始も休むつもりはなく、勝負の一年は広島で元日始動する。