岡田宣言!新人王→東京五輪で侍入り
ゴールデンルーキーが、鯉党に新年のごあいさつ-。広島のドラフト1位・岡田明丈投手(22)=大商大=が、デイリースポーツにプロ1年目の意気込みを語った。目標に新人王はもちろん、2020年に開催される東京五輪での日本代表入りを力強く宣言。でっかい夢に向かって、威勢よくプロ人生のスタートを切る。
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-明けましておめでとうございます。ドラフト1位入団で周囲からの期待も大きい。
「おめでとうございます。期待していただけるのは光栄です。期待以上というよりも、期待通りの活躍ができればと思います」
-期待通りの活躍とは。
「最低でも2桁勝てたら期待に応えられていると思います。プロは甘い世界ではないので」
-目標は。
「今年の目標は新人王ですが、将来的には日本を代表する投手になりたいです」
-2020年東京五輪がある。
「代表として出たいです」
-負けたくないライバルは。
「すごい負けず嫌いなんで誰にも負けたくないですね」
-自己分析すると、どんな選手か。
「冷静だと思います。(プレー中は)焦らずゆっくり状況判断できます」
-いつ頃から冷静になれたのか。
「高校の時から冷静にプレーしようと考えていたんですが、大学でやっとできるようになりました」
-大学の4年間は、どのような4年だった。
「本当に色んなことがありました。厳しい練習もあり、野球しか思い出せないですね。(大商大の)監督さんには本当に感謝しています」
-大学4年時に大きく飛躍した。その理由は。
「先輩に頼っていた部分が絶対あった。食い込んでいこうという気持ちがなかった。最高学年になり責任を感じ、よりいっそう練習に励みました」
-具体的にどういうところが成長した。
「一番はコントロールが上がったことです。リリースのポイントが安定して制球が良くなって球速も上がりました」
-今までの野球生活で苦労したことは。
「ボールを投げることは今でも苦労してます。思い通りにいかない。でも、フォームを固めたり、投げ込んだりするのは楽しいです」
-理想の投手は。
「今は特にいません。自分のスタイルを貫いて先輩方のいいところを全て吸収したい」
-自分の理想のスタイルは。
「速い球でもコントロールできる投手になりたい。ストレートにはこだわりがあります。藤川球児さんのように真っすぐと分かっていても打たれないボールを投げたい」
-昨年を漢字1文字で表すと。
「粘った1年でもあったので『粘』です。(野球において)粘り切れなかった部分もあるんですけどね」
-今年の漢字を1文字挙げるとすると。
「同じく『粘』です。しっかり粘っていかないといけない。粘り強く戦う1年にしたい」
-ファンへひと言。
「力強い気持ちを込めたストレートを投げるんで応援よろしくお願いします」