安仁屋氏投げ込み増で鯉投強化
広島は7日、OB会長でデイリースポーツ評論家の安仁屋宗八氏(71)を、春季キャンプで臨時投手コーチとして招聘(しょうへい)することを発表した。期間は2月5日から24日まで。
安仁屋氏は広島、阪神でプレーし通算119勝。指導者としても2軍監督や1軍投手コーチを務めるなど経験豊富だ。エースの前田が抜ける投手陣の底上げがなければリーグ優勝はない。昨年末に緒方監督が直接打診して快諾を得ていた。
同氏は投げ込みを増やし、投手陣の強化を図るプランを描いた。「走り込み、投げ込みが足りないと思う。畝コーチや幹英(小林)コーチと相談しながら投げ込みをさせたい。微力ながらカープのために頑張りたい」。チームの悲願達成に向けて尽力することを誓った。