広島新人7人 「かむ力」検診で好結果
広島の新人7選手が19日、広島市内の広島口腔保健センターで歯科検診を受けた。同所での検診は1990年1月からで、今年で27回目。咬合(こうごう)力(かむ力)の数値測定では、20歳~29歳男性の平均930ニュートンを、各選手が上回る記録。バランスの測定も好結果が出た。
同センターの理事は「一般の同年代の平均より、全体的にかなり数値はよかったですね。各選手バランスもよく、かみ合わせもいいようです」と説明。「一番大事なのは虫歯や、歯肉炎になる可能性。スポーツ選手は間食をとることも多く、不規則な食事になりがち。今年の選手はそれを踏まえても、よかったですね」と続けた。
昨年から歯の矯正を続けるドラフト1位・岡田明丈投手(22)=大商大=は、検診を振り返って「自分も矯正をしているので。いままではあまり意識してこなかったですが、歯がきれいな方が力もでる。意識していきたい」と説明。同2位の横山弘樹投手(23)は「参考になりました。投手は歯を食いしばって投げるので、しっかりケアしていかないと」と充実の表情だった。
この日は練習休日。20日から合同自主トレ第2クールが始まる。