新井球場一番乗り 誕生日過ぎて39歳に
「広島春季キャンプ」(1日、日南)
宮崎県日南市の天福球場で、春季キャンプをスタートした。新井貴浩内野手(39)がチーム一番乗りで球場に到着。広島では9年ぶりとなる、背番号25のユニホームで練習を開始した。
1月30日には39歳の誕生日を迎えたベテランは、キャンプ前日に「年齢も重ねているので、余計にしっかりやらないといけない。下半身をしっかり追い込んでいきたいです」と覚悟を口にしていた。
また、練習開始前には、日南市協力協会の歓迎セレモニー。ドラフト1位で入団した岡田明丈投手(22)=大商大=ら新入団選手の発表や、昨季タイトルを獲得した選手の表彰が行われた。緒方孝市監督(47)は「伝統の野球を復活させるため秋から鍛えてきた。投手を中心とした守り勝つ野球。1点を取る執念。25年ぶりの優勝へ向け全力で戦っていきます」とあいさつ。悲願の頂点へを強く誓っていた。