緒方監督 沖縄Cでのサバイバル予告
「広島春季キャンプ」(18日、日南)
広島の緒方孝市監督(47)が18日、20日から始まる沖縄キャンプでのサバイバルを予告した。同日は2016年初となるヤクルトとのオープン戦。特別扱いはせず、ベテラン、外国人選手も例外なく出場させる意向を明かした。
この日、日南での1次キャンプが終了。選手の動きに満足する一方で、早くも実戦漬けとなる20日からの9日間に目を向けた。「全員に出てもらいます。ポジションを与えているわけじゃない」と熱い言葉を続けた。
「ただの調整でやってほしくない。開幕メンバーに入れるものを見せてほしい。一人一人がMAXの状態で開幕を迎えてほしい」
昨季は開幕直後の6連敗が、最後まで尾を引いた。開幕ダッシュを重視するだけに、全員に求めるのはハイペース調整。「いま点数はつけない。秋に満点を取れたキャンプだったと、言えるようにしたいですね」と緒方監督。25年ぶりの悲願をつかむために、一切の妥協なく日々を過ごす。