野村は3回1失点、開幕ローテ入りへ
「広島春季キャンプ」(20日、沖縄)
広島の野村祐輔投手(26)が、ヤクルトとのオープン戦に先発した。オープン戦の開幕投手を託された右腕は、3回を投げ3安打1失点。初回、自身の暴投が絡んで1点を失ったが、以降は粘って最少失点で切り抜けた。
「直球は良かったです。ストレートでファウルや、空振りが取れた。低めに自分のイメージしている球を投げることができた」
この日は直球主体の投球で、最速は141キロ。3回で58球を要すなど制球面の課題は残ったが、初登板で手応えを感じる内容だった。
5勝に終わった昨季の雪辱を期すべく、まずは開幕ローテ入りへ「いい方向には向いていると思う。いい投手が多いので競争は当たり前。これから1段、2段と上っていきたい」と気を引き締めた。