ドラ1岡田&ドラ2横山先発テス投へ
「広島春季キャンプ」(28日、沖縄)
広島のドラフト1位・岡田明丈投手(22)=大商大=が28日、開幕1軍へ生き残りを誓った。緒方監督は今後のオープン戦で、ローテ入りへの先発テストを行う方針。同2位の横山弘樹投手(23)=NTT東日本=らと5、6番手の座を競わせる。
大瀬良が右肘の違和感で途中離脱。指揮官は「ピンチとして考えない」とした上で、新人2人に期待を寄せた。「岡田と横山がある程度、考えられるようになった」。岡田は当初、セットアッパー候補だったが、先発に回すことを決断。開幕投手最有力のジョンソン、黒田、福井、野村のローテは確定。残りは2枠となっている。
「投手は開幕カードを決めていく段階。開幕投手に関しては何日後かに、本人に言い渡すところにきている」
2枠をめぐって岡田、横山を筆頭に、中村祐、左手中指のマメの影響で再調整中の戸田らが争う。「どのポジションでもしっかり、チームの優勝に貢献できるようにしたいです」と岡田。開幕まで1カ月を切った。ドラ1右腕が結果と内容を残して、開幕ローテをつかみ取る。