黒田、手の内隠さず新球も試す
広島の黒田博樹投手(41)が、13日のDeNA戦(福山)に先発する。順当にいけば開幕第2戦(26日・マツダ)で、同じDeNAを相手に今季初先発する予定。シーズンに向けて“開幕リハ”となるが「意識はない」と、新球など隠さず調整に専念することを12日、明かした。
「開幕といってもそのチームと、あたり続ける訳じゃないからね」。チェンジアップに本格習得を目指すカーブ、右打者内角へのカットボールなど、新たに挑戦する球は多い。開幕まで手の内を隠す選択もあるが、レジェンドは調整を優先する。
「隠してもいつかは投げないといけない。いつも通りの投球をしたい」。実戦2度目の登板は5回、80球をメドにする。前回登板で左内くるぶしに打球を受けたが「言われて初めて思い出した」と問題なしを強調。開幕前哨戦は結果より、内容重視のマウンドとなる。