小窪新選手会長が2軍で再調整
「オープン戦、広島3-2DeNA」(13日、福山)
開幕前哨戦となったDeNAとの2連戦に勝利。いずれも逆転で、1点差ゲームを勝ち切った。だが試合後、緒方孝市監督(47)は、小窪哲也内野手(30)の2軍再調整を決断。「打席内容が悪すぎる」と説明した。
この日は「5番・一塁」で先発出場。四回、2死一、三塁で空振り三振に倒れるなど、3打数無安打に終わった。オープン戦はこれで、5試合の出場で9打数無安打。残りのオープン戦では打席が限られるために、ウエスタン戦で出場機会を増やし、復調させることに決めた。
指揮官は再昇格に「当然、結果と内容を求める」と説明。新選手会長には厳しい決断となったが、同時に「彼はシーズンに入れば切り札として、開幕からやってもらわなきゃ困るからね。下で打席に立ってもらって、巻き返してきてほしい」と、必要戦力として奮起を強く願った。
試合後、小窪は「実戦に数多く立って、結果を出す。それだけです」と、厳しい表情のまま雪辱を胸に秘めた。