黒田、OP戦最終登板へ気を引き締める
広島の黒田博樹投手(41)が、20日のソフトバンク戦に先発する。開幕前の最終登板。この日はヤフオクドームで試合前練習に参加し、キャッチボールや短いダッシュなどで調整した。昨季日本一の打線を相手に「シーズンに近い投球をする」と本番モードで挑む。
オープン戦はここまで2試合に登板。6日の西武戦(マツダ)では、2回2/3を6安打3失点。前回13日のDeNA戦(福山)では、6回6安打2失点と好投した。「球数も増えてくると思うし、その中で結果も求めたい」と気を引き締める。
ソフトバンクには昨年6月12日の対戦で、8回を投げて6安打無失点の熱投。強力打線を力と技でねじ伏せた。「いい打者とたくさん対戦することで、シーズンを前に収穫が持てると思う。次のステップに進めるんじゃないか」。シーズン前の最終登板では結果、内容を求めながら、プロ20年目の開幕に向けて万全の状態を整える。