開幕内定のジョンソンは六回途中3失点

1回ソフトバンク1死満塁、松田宣浩(右後)に先制2点適時打を打たれた広島のジョンソン=ヤフオクドーム(撮影・吉澤敬太)
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 「オープン戦、ソフトバンク-広島」(19日、ヤフオクドーム)

 広島のクリス・ジョンソン投手(31)が、5回1/3を6安打3失点、2四球で、球数が101球に達したことで降板した。開幕投手に内定している左腕は、シーズン前最終登板。不安定な立ち上がりを狙われて初回に2失点するなど、一抹の不安を残す結果となった。

 初回、川島、本多に連打を許すと、1死後に四球を挟んで満塁。続く松田にフルカウントから、三塁線を破る適時二塁打を浴びて、いきなり先制点を許した。オープン戦3試合、10イニング目で初失点。四回にも暴投で失点を許すなど、序盤は制球が不安定だった。

 ただ、中盤以降は五回、本多、柳田、カニザレスの中軸から3者連続三振を奪うなど、高い修正能力で3失点にまとめた。計8奪三振。不安定な投球の中にも随所に持ち味をのぞかせた。次回は中5日の間隔で開幕戦(25日・DeNA戦)のマウンドに上がる予定。開幕ダッシュを狙うチームの主戦投手として、シーズンではフル回転が求められている。

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