緒方監督が満塁弾の新井絶賛「さすが」

試合後、新井貴浩(左)に笑顔で声をかける広島・緒方孝市監督=ヤフオクドーム(撮影・吉澤敬太)
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 「オープン戦、ソフトバンク3-9広島」(19日、ヤフオクドーム)

 広島がソフトバンク相手に、14安打9得点の猛攻で大勝した。3点ビハインドの七回、無死満塁で代打・新井貴浩内野手(39)が逆転満塁本塁打。左翼席へ推定120メートルの特大弾だ。オープン戦3号、最近4試合で3本塁打と好調で、緒方孝市監督(47)も「さすが新井さん。シーズンでも頼むよ」と手放しで絶賛した。

 残り29本の通算2000安打に加え、節目の通算300本塁打まで13本。ともに達成するのはプロ26人目(日米通算含む)の偉業だ。開幕まで残り1週間。「もう一度、長打を求めていく」と話すプロ18年目のシーズンに向けて、ベテランは「少しずつだけど、手応えが出てきた」と、納得の表情を浮かべる。

 ただ、個人記録に興味を示すことなく、目標はチームとして25年ぶりのリーグ優勝、そして日本一だ。オープン戦は残り2試合。「開幕まで1週間を切ったので。1日1日を大事にしたい。節目の記録もあるけど、それより優勝するために、打てるだけ打ちたい」と気を引き締めた。

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