ジョンソン初の大役!開幕任せた
「広島-DeNA」(25日、マツダスタジアム)
初の開幕投手を務める広島のクリス・ジョンソン投手(31)が24日、DeNAとの開幕戦に向けて、マツダスタジアムで最後の調整。「開幕戦、どうにか勝ってみんなと心を一つにして、チームに勢いをつけたい」と必勝宣言した。
外国人投手が大役を担うのは、広島では13年のバリントン以来、4人目となる。「あすの試合のためにしっかりと準備してきた。心と体、全ては順調にきている」。晴れの舞台へ、気持ちも高まってきた。
来日1年目の昨季は、最優秀防御率(1・85)のタイトルを獲得。緒方監督も全幅の信頼を寄せる。「開幕投手に指名したのは去年の実績を踏まえて。初登板した時の1安打に抑えたあのピッチングをスタートから見せてくれることを期待している」。来日初登板となった昨年3月28日・ヤクルト戦(マツダ)で、1安打完封した姿を思い描いた。
本拠地では圧倒的な強さを誇る。昨シーズン挙げた14勝のうち、マツダでは8連勝を含む10勝。防御率は1・66をマークし、抜群の安定感を見せた。
目指すはチームの勝利、ただ一つ。「目標はプレーオフに進出し、優勝を勝ち取ること」。来日2年目の助っ人左腕が、25年ぶりVへ向けての第1球を投じる。