広島・新井が同点適時打 黒田を援護
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「広島-DeNA」(26日、マツダスタジアム)
広島が1点ビハインドの六回、新井貴浩内野手(39)の中前適時打で、同点に追いついた。
1死一、二塁の好機。打席に立ったベテランは、久保康の高めに浮いた初球、134キロのシュートを中前に弾き返した。二走・丸が好走塁で生還。回り込んで、左手で同点のホームに触れた。一塁ベース上で新井は右拳を握り、ベンチに向けて激しくガッツポーズを見せた。
「何とかしてランナーをランナーを返したかったのでタイムリーになってよかったです」と喜んだ。二回にも左前打を放ち、開幕戦から2試合連続のマルチ安打を記録。この時点で通算1975本目で、節目の大台2000安打まで、残り25本に迫った。粘投を続ける先発・黒田を、ベテランが好調バットで援護した。