広島・天谷、勝ち越しタイムリー
「広島-DeNA」(26日、マツダスタジアム)
広島の天谷宗一郎外野手(32)が六回、勝ち越しの適時打を放った。
新井の中前適時打で同点に追いつくと、なおも1死一、二塁の好機。1ボールからの2球目、内寄り137キロの直球を右翼線に運んだ。二走・ルナが生還して勝ち越し。天谷は一塁ベース上で左拳を握り、激しくほえた。
「打ったのはストレート。新井さんが打ってくれたので、楽な気持ちで打席に入ることができました」
25日の開幕戦はスタメンを外れたが、この日は「7番・右翼」でセ発出場。二回は併殺打、四回は四球で、3打席目で今季初安打を放った。粘投を続ける黒田をプロ15年目のベテランが援護した。