ナゴヤは鬼門? 昨季10敗、今季も…
「中日4-2広島」(29日、ナゴヤドーム)
広島が2点リードの六回、一気に4点を奪われて逆転負け。昨季1勝10敗、鬼門のナゴヤドームで、痛恨の黒星スタートとなった。
二回に新井の適時二塁打で先制。五回には田中の適時三塁打でリードを広げた。だが、粘りの投球を続けていた先発・野村が六回、ナニータに同点打を浴びると代わったオスカルが、高橋に勝ち越しの中越え適時二塁打を許した。
これで昨年から、同球場では8連敗。新井は「なんなんでしょうかね。自分は特に考えてないですけど、数字が出てしまっている」と首をかしげた上で、次戦に向けて「でも、そんなことは言っていられないのでね。たくさん点を取ってあげられるように頑張っていく」と前を向いた。
敗れはしたが勝負所で1点を奪うなど、攻撃の形を示した一戦。30日はドラフト2位の横山(NTT東日本)がプロ初先発に挑む。緒方監督は「早い回に点を取って、ウチのペースで戦えるようにしたい」と、次戦に気持ちを切り替えていた。