広島リリーフ陣が大炎上 七回に7失点
「中日-広島」(31日、ナゴヤドーム)
広島の中継ぎ陣が大炎上した。5-0の七回に一挙7点を失い、試合をひっくり返された。
ジョンソン代わりマウンドに上がったオスカルが代打・谷の右前打から走者をためると、1死一、三塁で遠藤に左中間突破の適時二塁打を浴び1点を失った。
広島ベンチはここで勝利の方程式の1人、中田を投入。だが制球が定まらず2者連続の押し出し四球で5-3と2点差に迫られた。さらに1死満塁とピンチが続き、打席には高橋。長打を最も避けなければいけない場面で、カウント2ボールから投じた高めの直球を、右中間席にはじき返された。悪夢の1号逆転満塁弾。球場全体から歓喜の声が鳴りやまない中、中田はマウンドにぼうぜんと立ち尽くした。
菊池の適時打などで5点を先取。先発したジョンソンも低めを丁寧につく投球で六回まで4安打無失点と好投していた。それだけに、痛すぎる終盤での逆転劇になった。