田中が先制打 苦手の巨人・田口から

 「広島-巨人」(2日、マツダスタジアム)

 広島・田中広輔投手が先制の右前適時打を放った。0-0の三回2死二塁から、巨人先発・田口の投じた真ん中132キロの直球を捉えた。「いい具合に詰まって、いい所にくれました」。

 この回、1死から石原が死球で出塁し、黒田がきっちりと送りバントを成功させた。この試合、初めて得点圏に走者を置いた場面でチャンスをものにした。

 左腕・田口とは昨季、11打数1安打と相性は悪かった。しかし初回の第1打席でも中前打を放っており、この一打で早くも昨季の安打数を超えた。

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