黒田、マエケンのデビューを祝福
広島の黒田博樹投手(41)が、メジャー初勝利を飾った米大リーグ・ドジャースの前田健太投手(27)に、祝福コメントを寄せた。
この日の試合は、トレーニングの合間に、ロッカールーム内のテレビで観戦。本塁打に驚きながら「ナイスバッティングでしたね。(試合が)初めてじゃなくても、打てないですからね、僕は」と率直な心境を明かした。
メジャー通算7年、79勝。かつてドジャーズにも在籍した黒田は、開幕前にも前田と連絡を取り合ったようで「何回か連絡をもらったり、したりしました」と説明。「ピッチングもしっかりと抑えていましたしね。まだ不思議な感じがしますけど、新しくメジャーでの生活が始まる中で、いいスタートが切れたんじゃないですか」と初勝利を喜び、祝福した。
昨季、8年ぶりに日本球界に復帰した右腕は、メジャー野球について「刺激というよりも、いまはファン心理の方が強い。自分も経験した中で、プレーしている選手にリスペクトは忘れたことがない」とし、前田には「1年間、しっかりローテーションを守ってほしい。一ファンとして応援しています」と、今後にエールを送った。