エルド カモ6連破、非常事態に休めん

 広島のブラッド・エルドレッド内野手(35)が9日、敵地6連戦での活躍を誓った。今季はヤクルトに対戦打率・474、中日に同・500と猛打を誇る絶対的キラー。開幕ローテ投手3人が外れる緊急事態に、助っ人がバットで窮地を救う。

 「足に関してはどうすることもできない。だが、自分としては毎日試合に出たいという思いはある。痛みがある中でも試合に出る以上はベストを尽くす」

 開幕から抱える両足裏痛は深刻な状況が続く。だが、手負いの状況でも、チームには欠かせない存在だ。来日5年目。ここまで打率・374、12本塁打。現在リーグ2冠だ。「投手の顔と球種は頭に入っている。打てる球を打つ、悪い球を打って投手を優位に立たせないことだね」。好調の要因は日本での経験と、高い分析力。リーグトップの打率を誇る打線をけん引する。

 10日からヤクルト、中日との6連戦。神宮、ナゴヤドームと敵地でも高打率を誇る。「どこの球場でもやることは同じ。目の前の試合に集中するだけ」。チーム打率・279、36本塁打、186得点はいずれも12球団トップの数字。好調打線で白星を挙げ、再び上昇気流に乗りたい。

 そのためには、エルドレッドの活躍が不可欠。驚異の5番として存在感を発揮し、チームに勝利を呼び込む。

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