小窪が今季1号同点弾 起用に応える

 「中日-広島」(13日、ナゴヤドーム)

 広島が2点ビハインドの四回、小窪哲也内野手(31)の今季1号2ランで同点に追い付いた。

 初回、三回と得点圏に走者を進めながら、あと一本が出ない中で迎えた四回。1死一塁で小窪が打席に立った。6日のDeNA戦(マツダ)以来、今季2度目のスタメン出場。中日先発・バルデスに対し、フルカウントから4球ファウルで粘って10球目。真ん中に甘く入った139キロ直球を左翼スタンドに運んだ。

 「打ったのはストレート。力強く振り抜けました。まだまだ同点なので頑張ります」

 今季はこの試合前まで19打数2安打、打率・105と、なかなか結果が出なかった。出場20試合目、22打席目で生まれた待望の1号で、試合を振り出しに戻した。

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