ドラ1岡田、6回2失点も初勝利ならず
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「中日-広島」(14日、ナゴヤドーム)
広島のドラフト1位・岡田明丈投手(22)=大商大=が、6回を3安打2失点。プロ3度目の登板は全86球、勝利投手の権利を持っての降板となったが、リリーフ陣が追い付かれ、プロ初勝利はならなかった。
初回から最速148キロの直球を軸に押したが、三回に堂上、杉山と下位打線の連打から2点を失った。それでも以降は粘りの投球で追加点を許さなかった。四回は2死一、二塁としたが、杉山を直球で二ゴロに。五回は2三振を奪うなど、武器とする直球で攻め抜いた。
4月28日のヤクルト戦(神宮)では、プロ2度目の登板で1死しか奪えず、6失点KO。無期限再調整となったが、ドラフト2位の横山(NTT東日本)、黒田、福井と、ローテ投手の相次ぐ離脱で巡った登板チャンス。勝利はならなかったが、先発投手としての役割を十分に果たした。