野村&九里ヤり返す!リベンジに自信
広島・野村祐輔投手(26)と九里亜蓮投手(24)が16日、リベンジマッチへ闘志を燃やした。マツダスタジアムに隣接する室内練習場で投手指名練習に参加。キャッチボールやダッシュなどで汗を流した。17日から首位再浮上へ重要な本拠地ヤクルト3連戦。ともに前回対戦の悔しさを晴らす。
18日に先発予定の野村は、11日・ヤクルト戦(神宮)で辛酸をなめた。7回0/3を5安打3失点で降板。七回まで無失点の好投も、八回につかまり逆転負けを喫した。
「前回やられた分、やり返すという気持ちはあります」
ヤクルト戦は今季3試合に先発し、2勝1敗、防御率2・05。完封勝利もマークするなど苦手意識はない。「まずは自分の投球をしなければ作戦面にも入っていけない。(打線の)イメージはできています」と自信をのぞかせた。
九里は、12日・ヤクルト戦(神宮)に先発し、6回1失点の好投。だがリリーフ陣が踏ん張りきれず、2年ぶりの白星を逃した。「いいピッチャーと投げ合えるのは自分の糧になる」。前回同様、小川と投げ合うことが確実。「勝ち星を挙げられれば一番いいのですが、結果的にチームの勝ちにつながればいい」と意気込んだ。
5カードぶりの勝ち越しへ、右腕2人が必勝を期す。本拠地で再び、チームを上昇気流に乗せる。