広島 ドラ1岡田は6回無四球1失点
「阪神-広島」(21日、甲子園球場)
広島のドラフト1位・岡田明丈投手(22)=大商大=が、6回を8安打無四球1失点。プロ4度目の登板は全111球、毎回走者を置きながら粘りの投球だった。
初回、連打で2死一、二塁を招いたが、ゴメスを外角高めの149キロ直球で空振り三振に斬った。四回に3連打で1点を失ったが、鳥谷を直球で左飛に抑えてピンチ脱出。最少失点で切り抜けた。
五回には、板山の打球を右スネ付近に受けたが、痛みを推して続投。大和、ゴメスから空振り三振を奪うなど、110キロ台のカーブで緩急を付けながら6三振を奪った。六回はゴメス、高山、原口を三者凡退に抑えて降板。先発投手としての仕事を、十分果たした。
前回14日の中日戦(ナゴヤドーム)では、6回を投げて3安打2失点。プロ初勝利の権利を持っての降板となったが、中継ぎが打たれて勝利が消えた。この日は直球の最速は150キロを計測。初勝利はまたも持ち越しとなったが、2戦連続の好投で試合を作った。