セ一塁部門トップの新井が先制二塁打
「交流戦、ロッテ-広島」(1日、QVCマリンフィールド)
広島が初回、2死から新井貴浩内野手(39)の右中間を破る適時二塁打先制した。
2死走者なしから、丸が四球を選んで出塁。続く新井が2ボールから3球目、真ん中高めに甘く入った142キロ直球を狙った。打球は右中間を深々と破る間に、一走の丸が俊足を飛ばして一気に本塁突入。先制点を奪った。
交流戦初戦となった前夜は、今季3度目の完封負けを喫した。チーム打率・272、55本塁打、273得点は、依然として12球団トップの数字。破壊力抜群のNo.1打線が初回から力を発揮した。
この日、プロ野球のマツダオールスターゲーム(7月15日・ヤフオクドーム、同月16日・横浜)ファン投票第1回の中間発表が行われ、セ・リーグ一塁手部門で新井が1位で、4万2514票を獲得。試合前に「たくさん投票していただいて、本当にうれしいですし、ありがとうございます。いまは目の前の試合を1試合、1試合、全力を尽くして戦っていきたいです」と話していたが早速、投票の“御礼打”となった。