痛恨連敗、延長11回サヨナラ負け

延長10回、併殺打に倒れ、うつむく新井=コボスタ宮城(撮影・佐々木彰尚)
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 「交流戦、楽天4-3広島」(12日、コボスタ宮城)

 広島が今季11度目の延長戦の末、サヨナラ負けを喫した。

 十回、1死満塁から新井貴浩内野手(39)が三ゴロ併殺。鋭い打球を三塁手・阿部に好捕されるなど、不運な打球になったが「いい当たりとか紙一重とか、関係ない。自分があの時(走者を)返さないから負けた」と、厳しい表情のまま振り返った。

 延長十一回、回またぎとなった守護神・中崎が2死から枡田に四球。後藤、藤田の代打2人に連打を浴びて、サヨナラ負けを喫した。チームは痛恨の連敗。緒方監督は「チャンスを生かすことができなかったから、こういう結果になってしまった。あとに引きずらないように、(交流戦)あと6試合。しっかり初戦から入っていきたい」と強調した。

 この1週間を3勝3敗で終えて、2位DeNAに2ゲーム差の貯金5で首位をキープ。14日からは本拠地マツダに戻って西武、オリックス戦を迎える。交流戦最後の6連戦。指揮官は「まずは勝って連敗を止められるように。しっかり切り替えてやっていきたい」と前を向いた。

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