大瀬良2軍戦で145キロ「一歩ずつ」
「ウエスタン、広島8-6阪神」(15日、由宇練習場)
右肘内側側副靱帯(じんたい)の部分損傷からの復活を目指す広島の大瀬良大地投手(24)が15日、今季2度目の公式戦となるウエスタン・阪神戦(由宇)に登板し最速145キロを記録した。実戦復帰した前回2日の同・阪神戦では最速139キロ。3回を4安打3失点の結果だったが、確実に状態は上向きだ。
この日は60球を予定していたが、二回で57球。それでも志願して三回もマウンドに立ち、計76球を投げた。3四球と制球に苦しんだが、力強い直球とキレのあるスライダーで4奪三振。「修正することができなかったですが、前回よりも球速も上がっているので良かったです」と課題と手応えを口にした。
次回登板は、中6日で22日・オリックス戦(神戸サブ)の予定。「コツコツ一歩ずつ、1日1日を過ごしていきたい」と前を見据えた。