広島・黒田199勝目お預け
「交流戦、広島-オリックス」(17日、マツダスタジアム)
広島の黒田博樹投手(41)が、6回6安打3失点(自責2)。3点のリードを許しての降板で、今季6勝目はならなかった。
2点差で迎えた五回、クラークに右越え本塁打を浴びた。1ボールから2球目。スライダーが真ん中に甘く入った。
三回も不用意な失点だった。先頭糸井に中前打を許すと、犠打と三邪飛を挟んで2死二塁。クラークにフルカウントから四球を許した。続くT-岡田に右前適時打を浴びて先制点を献上。さらに小島の一ゴロを、今季初めてスタメンで一塁の守備に就いたルナが捕球ミス。味方の拙守にも泣いた。
六回は3者凡退に抑えたが、打線の援護もなくこの回で降板。98球、粘りの投球を続けたが、日米通算199勝目の勝利は、次戦以降にお預けとなった。