誠也球宴出た~い 交流戦で大ブレーク
広島・鈴木誠也外野手(21)が20日、初のオールスター出場を目標に掲げた。「いつかは出たいという気持ちはあります。一流の選手と一緒にできることはすごく良いこと。勉強しにいきたい」と力強く語った。
19日のオリックス戦で3試合連続決勝弾を放ち、球団では1996年の江藤以来、20年ぶりの快挙を成し遂げるなど、交流戦で大ブレーク。打力だけでなく人気急上昇も必至。「(選ばれることは)光栄に思いますが、選ばれないと思う。もし選ばれたら、なんで自分なんだと思うし、不思議な気持ち」。打席とは裏腹に弱気な姿勢を見せた。
ファン投票受付は19日で終了。20日の最終中間発表では外野手部門8位だが、監督推薦や選手間投票もあり、これまでに残したインパクトから出場も夢ではない。
この日は完全休日にもかかわらず、マツダスタジアムの室内練習場でトレーニングを行った。「打てているのはここ最近。これがずっと続いていってくれたらいいですけど、続いていけるように頑張ります」と気を引き締めた。25年ぶりのリーグ制覇に向けて、若鯉が腕を磨き続ける。