月間MVP、セ投手は好調・広島から野村が初受賞
プロ野球のセ・パ両リーグは6日、6月度の「日本生命月間MVP賞」を発表した。
セ・リーグ投手部門は広島・野村が初受賞。4試合で4勝0敗、防御率1・44の好成績で球団32年ぶりとなる11連勝にも大きく貢献した。打者部門はヤクルト・山田が5度目の受賞。打率・346、10本塁打、28打点はいずれも月間リーグトップ。通算でも打撃主要3部門のトップを走っている。ヤクルトで同賞の5度受賞はラミレス(現DeNA)と並び、球団タイ記録だ。
パ・リーグは投手部門で日本ハム・大谷が2度目の受賞。4試合で4勝0敗、防御率0・29と高い数字を残し、月間防御率はリーグ歴代9位となった。打者部門はロッテ・田村が初受賞。6月はリーグ唯一の打率・400を記録した。パ・リーグ捕手の月間MVP受賞は、04年の城島(ダイエー)以来12年ぶり。球団では92年の青柳以来24年ぶりとなった。