野村が初の月間MVP、鯉投手では12年マエケン以来
日本野球機構(NPB)は6月度の「日本生命月間MVP賞」受賞選手を6日、発表。投手部門で広島・野村祐輔投手が初めて受賞した。
野村は4試合に登板し4勝0敗、防御率1・44。4試合すべてで6回以上を投げ、2失点以下に抑えた投球が評価された。球団で同賞を受賞するのは、日本人投手では2012年6月の前田健太(ドジャース)以来となる。
野村は「初めて受賞できて、素直にうれしいです。石原さんのリードのおかげで打たせて取る投球ができた。守備もしっかりと守ってくれたと思います。雨の中での登板が多かったが、そこで自分の投球ができたのも自信になる。マエケンさんが抜けて、少しでもその穴を埋めたいという思いでやってきた。まだ足りないところがあるので、このまま頑張っていきたい。チームには勢いがあるので、1試合1試合を一生懸命に戦いたい」と話した。