広島・岡田が3勝目 自己最長タイの8回を5安打3失点
「広島11-3中日」(19日、マツダスタジアム)
広島の岡田明丈投手(22)が、3勝目をつかんだ。自己最長タイの8回、96球を投げ5安打3失点。直球を軸に緩い変化球を織り交ぜ中日打線を抑え込んだ。
「本塁打を打たれたけど、先発としての仕事はできた」。11-0で迎えた六回、2本の安打とボークで1死一、三塁のピンチを背負った。エルナンデスに左犠飛を放たれ1点を返されると、2死一塁とし平田に甘く入った直球を左翼席上段へ2ランを運ばれた。この回以外は、失点することなく大量リードを守り抜いた。
緒方監督は「真っすぐで打者に向かう投球をしてくれた。しっかり調整してきてくれた」とルーキーの好投に目を細めた。
後半戦を最高の形でスタートを切った岡田は「次はしっかり完封できるように頑張ります」と力強い言葉を口にした。