ジョンソンに代打も1点止まり…緒方監督「1点でも詰められればと思った」
「巨人7-2広島」(27日、京セラドーム大阪)
広島が首位攻防戦で大敗を喫し、6月12日・楽天戦(コボスタ宮城)以来の連敗となった。先発のジョンソンが来日最短の4回を7安打で、今季ワースト4失点(自責3)で降板。好調の攻撃陣も散発5安打、2得点に終わった。
緒方監督は4点差の五回、1死一、二塁の場面で、ジョンソンに代打小窪を送った。小窪は中前打で起用に応え、田中の二ゴロで1点を返したが、反撃はここまでだった。指揮官は「(交代は)4点差あったからね。ワンチャンスで、1点でも詰められればと思っていた。田口には前回も抑えられていたので」と淡々と振り返った。
2位・巨人とのゲーム差は9に縮まった。28日は相手エース・菅野との対決。14号ソロで意地を見せた鈴木は「勝たないと。すぐに追い付かれる。危機感を持ってやりたい。気を入れてやっていく」とナインの総意を代弁し、気を引き締めた。「一戦、一戦、やっている。とにかく、またあしたね」と指揮官。今季、まだチームは3連敗を喫してない。切り替えて戦うだけだ。