鈴木&下水流の適時打で四回に逆転 苦手・今永撃ち
2枚
「広島-DeNA」(31日、マツダスタジアム)
広島が四回、鈴木誠也外野手(21)の中前適時打で同点、下水流昂外野手(28)の左翼線二塁打でこの回、一気に逆転に成功した。
2死三塁で打席に立つと、1ストライクから2球目、真ん中低め135キロのスライダーを狙った。鋭い打球は二遊間を抜け中堅へ。「打ったのはスライダー。点につながるヒットになってよかったです」と振り返った。相手先発の今永には過去、2度の対戦で2敗。防御率0・00に抑えられていた。
続く下水流は2-2から5球目、内角低めの直球を狙った。打球は三塁線を抜け、スタートを切っていた一走鈴木が一気に生還した。下水流は「打ったのはストレート。必死に食らいついていきました。いい所に飛んでくれました。いい結果になってよかったです」と話した。
現在、チームは2連敗中。難敵・今永から奪った初の適時打を皮切りに、2死から逆転に成功した。