石原は「脳しんとう、後頭部打撲」と診断 バットが頭部直撃
「ヤクルト-広島」(2日、神宮球場)
広島は2日、石原慶幸捕手(36)について、都内の病院で検査を受けた結果、「脳しんとう」「後頭部打撲」と診断されたことを発表した。初回、バレンティンの空振りしたバットを後頭部に受けて負傷退場した。
2死一、三塁の打席。1ストライクから2球目、内角低めのカーブをバレンティンが強振した。そのフォロースルーのバットが頭部を直撃。石原はその場で倒れて動けなくなった。トレーナー、コーチらが集まる中、石原は起き上がることができず、担架に運ばれてベンチに退いた。会沢が代わってマスクをかぶった。
石原はそのまま、救急車で都内の病院に搬送された。球団関係者によると、意識はあるという。
バレンティンは7月24日の中日戦(ナゴヤドーム)でも、杉山翔大捕手(25)の頭部にバットを直撃させ、病院に救急搬送させるアクシデントを起こしたばかりだった。