広島 会沢が特大4号弾「必死にいきました」石原離脱に奮起一発
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「ヤクルト-広島」(3日、神宮球場)
広島が五回、会沢翼捕手(28)の4号ソロで1点差に迫った。
2死走者なしで迎えた第2打席。2-2から5球目、内角高め140キロ直球を狙った。フルスイングした打球は左翼スタンド一直線。中段まで到達した。7月3日のDeNA戦(横浜)以来、1カ月ぶりの一発だった。
「打ったのはストレート。塁に出るという気持ちで必死にいきました」。前日2日の同戦で石原慶幸捕手(36)が負傷退場。「脳しんとうと後頭部の打撲」でこの日、抹消された。正捕手離脱の大ピンチで、気を吐いた豪快な一発。中盤に貴重な得点を生んだ。