広島・石原が練習再開 バット直撃の後頭部は「痛みあるが大丈夫。最短で戻りたい」

練習を再開し、笑顔で菊地原3軍コーチと談笑する石原=マツダスタジアム
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 広島の石原慶幸捕手(36)が4日、広島市のマツダスタジアムで練習を再開。ウオーキングやストレッチなど約1時間、軽めの有酸素運動を行った。

 石原は2日のヤクルト戦でバレンティンのバットが後頭部に直撃。都内の病院で検査を受け「脳振とう、後頭部打撲」と診断され、3日に出場選手登録を抹消された。

 NPB(日本プロ野球機構)は、今季から脳振とうの疑いで出場選手登録を外れた場合について「脳しんとう特例措置」の導入を決定。通常は10日以上経過しなければ再登録できないが、脳振とうの可能性で出場登録抹消された場合は、NPBが定めたプログラムに従って段階的に6段階のメニューを消化し、医師から問題ないと診断されれば10日を待たずに再登録できる。

 石原は早ければ9日の阪神戦(マツダ)から出場選手登録が可能となる。この日のメニューを消化後、石原は「バットが当たったところの痛みはあるが、大丈夫。最短で戻れるようにしたい。大事な時期にチームを離れるのは申し訳ないが、(復帰)プログラムに沿ってやっていきたい」と話した。

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